能と狂言

たまたま行ったらチケットを売ってたので買ってしまった前から3列目。

何かと気になったものには投資してみようと1人鑑賞。

家から自転車で行けるのもポイント。夜に電車使わないと帰って来れないところに行くのは、ちょっとマズイかと思うくらいの感染状況。

 

狂言は一度観た時に、言葉が聞き取れれば面白いとわかったものの、能については動きが無さすぎて、これを作った世阿弥(あってる?)は何を考えてたんだろうと思いながらの観てた。

 

演じる人と、楽器を演奏している人は興味深いものがあった。90歳にして今日の公演の一番違う次元に連れて行ってくれたのは野村万作さん。と鑑賞経験値のそう高くはない私は思った。演目のせいかもしてないけど、雑念から解放される所作。親子3代というまあ誰かが人を惹きつけると商魂逞しく企画した中、最も私の心を捉えたのはこのかただった。

期待して、というか目的だった野村萬斎さんはというと、疲れてる?なんだか顔に生気がない。皮膚が重力に引っ張られて下に落ちてるし、何といっても何か睡魔と闘っってるかのような顔の動き。もちろんセリフが入れば素晴らしいストレスのない素直に面白い合いの手が入るのだが、その顔は何?と思うくらいの生気のない、覇気のない、地顔。年齢が一番近いだけに、何か問題を抱えているのかと心配になる。

 

演奏の方々。どのような人生かはわからないけど、、頑張ってください